もうかれこれ、15年以上前の事です
主人から突然電話があり
小さな猫を保護したけど何とかして
ほしいと。
先住猫たちもいたので心配ではあったが
主人もかなり困っていたので承諾した。
うちに来た子猫は本当に小さく
この小さな体のどこから、大声を出すのか
と思うくらい大声だった。
とりあえず汚かったので即シャンプー
見違えるほど可愛くなった。
これまたとりあえず、男の子でヤンチャ
そうだったのでスターウォーズから
アナキンと仮の名前をつけた。
里親を探さないといけないのでパソコンで
チラシをつくった。
その頃、主人も私も同じ中小企業の会社
に勤めており、皆んながみるであろう
タイムカードの退勤前に貼らせていただいた。
それからすぐの事、違う部署で働いていた
おばちゃんが、飼いたいと申し出でくれて
アナキンは一週間も経たずして
おばちゃんのところへ貰われていった。
名前もアナキンからニャー君だったか
ミャー君だったか平々凡々な名前に
なった。おばちゃんがいうには元アナキンは
元気ででカーテンをよじ登る激しい
ヤンチャ坊主だったそうだ。
どちらかと言うとアナキンにたいしては
主人の方が想入れがあり、別れる時も
思い出す時も、うるうるしている。
今思い返しても不思議で何故飼わなかった
のか、いま思えば飼えば良かったなと
タイミングや縁ではあるが、不思議です。
本当に可愛い子で、体をよじ登る子でした
丸くなって寝てる姿が可愛くて
ヨード卵光の光シールをオデコにはって
イタズラしてみたりしました。
かなり前に亡くなってしまったらしいが
主人と私の心の中にはアナキンは
大切な想いでとして残っています。
