漸く梅雨が明け、長く梅酢に浸かっていた
梅干しをお日様に干せる時がきたのである。
三日三晩、土用干しを行なう。
今回は紫蘇がいまいち色がでなかったせいか
真っ赤な梅干しはできなかった、残念である。
要は味が良ければ、みてくれはいいので
良しとしてもらおう。勿体なかったので
崩れ梅や傷ものもいれたことだし、しかし
味的には良い塩梅である。
昨年、初めて梅干しを漬けたが
頗る上手に出来て調子に乗って今年も
漬けたが、矢張り手仕事は難しいものである。
梅仕事は修行というが、まさにそうである。
一度として同じものは出来ないのが手作り
で、其れが良さでもある。
点数をつければ65点くらいだろうか。
来年はもう少し上手に漬かると嬉しい。
昨年はお試しだったので、少ししか漬けなか
ったので、直ぐになくなってしまったから
今年は6キロ程漬けた。
笊に広げた梅干しをみていると、気分が
良いものである。