去年の五月晴れの頃訪れた郡上八幡。
車から出ると、気持ち肌寒く冷やりとしていた。
空気が澄んでいて、空気がおいしくて
なんだか全身が浄化されてゆくようであった。
先ず郡上八幡城に行く事にしたが、山の山頂
にある城は意外に遠く、しんどかった。
町並みは当り前に美しく、観光客で賑わっていた。
所々に流れている水は清く
身体に当たる風はカラッとしていて
清々しいばかりであった。
私は旅にでると、何故か昔の道具が欲しくなり
箒(ほうき)だの払塵(はたき)だのを
買い求めてしまう。
註釈:暮六つという言葉もあり、旅という言葉も
あるが、暮六つ旅と言う言葉は私が勝手に
つくった言葉なので、あしからず。