猫々堂ビルヂング4階

猫と亀と生活しています。生きていて楽しい出来事を記したい。

猫の話-チャイ編

私が住んでいる町は田舎という程、田舎ではない。

 

其れでも狸や白鼻芯がいると近所の爺様

 

に聞いた。

 

在る日、燃える塵芥の袋を玄関内ではなく

 

外のウッドデッキに置いた日があり

 

朝見たら、きっちりと荒らされていた。

 

何を勘違いしたのか、私は狸と思い込み

 

如何しても狸を見たくなった。

 

次の日から猫のドライフードをウッドデッキに置き

 

狸が来るのを待った。

 

何日かしてドライフードが減っているのに気づき

 

心踊っていた時、主人から「そう言えば野良猫が

 

ドライフード食べてたよ」の報告。

 

普通に考えれば、そーだよね笑の話だが

 

私は少し肩透かしをくらったようだった。

 

其れでも今度は、その猫がみたくなった。

 

そして、在る日ドライフードを食べる猫を見た。

 

少し小ぶりな猫だった、雄か雌かは確認できな

 

かった。それから、毎日朝晩とご飯を強請る

 

ようになり、雌だということも解った。

 

しかし此の儘だと色々問題も出てきそうだと

 

思った私は行動に出た。先ず、この猫が本当に

 

野良猫かどうか?確かめなくてはならなかった。

 

広い範囲での近所を捜索して野良猫である

 

ことを確認をした。

 

そして、市役所で捕獲器を借り其の猫を捕獲し

 

避妊手術をした。

 

取り敢えずそこ迄して、自然に離し外飼をする

 

様になったのだが、寒くなるにつれて

 

可哀想で仕方なくなり、結局今年3月に我家に

 

向いいれた。其れがチャイである。

 

年齢は分からないが若い感じがする。

 

小さな顔に大きな瞳が愛らしい顔立ちである。

 

とても大きな声で高らかに鳴く姿は可愛らしい。

 

結局私は、狸に化かされたのか?猫に化かされた

 

のか?化かされたことに変わりはないのだ。

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